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HOME > HEAT20 【学生対象】地域に暮らす 住まい設計コンペティション【トップ】結果発表
「HEAT20 学生対象 地域に暮らす住まい設計コンペティション」の審査結果の 発表。2/18に、審査規定に基づき厳正なる審査を行い、 最優秀賞1点、優秀賞3点、特別賞として陸前高田賞1点が決定いたしました。 3/25のHEAT20報告会において、表彰式が行われました。
<審査会風景> <表彰式風景>

<結果発表>
(敬称略)
「間土の家 まどのいえ」 橋本阿季(個人)  神戸大学/大学院
【提案コンセプト】


夏は木陰のような、そして冬は光に溢れた”間土”に囲まれた住宅を提案します。間土は外部空間と内部空間との中間領域として機能するとともに、家族それぞれが自分の居場所を選び取る事のできる余白空間を生み出します。陸前高田の穏やかな気候を存分に取り入れることのできる地域型復興住宅の提案です。
01:導入/日本の伝統的な住まいには縁側、土間、間戸空間があり、居室を外気から柔らかく隔てるとともに住人が建具を開閉しながら温熱環境やプライバシーの調節を行うことができました。これらの空間を参考に、住まいと社会や自然を結ぶコミュニケーションゾーンであると同時に、温熱環境を調整するための環境装置として機能する”間土”=”土地に根付いた間の空間”のある家を提案します。
【受賞コメント】 この度は、このような名誉ある賞を頂き、本当に嬉しく思っています。 夏は木陰のような、そして冬は光に溢れた間土(まど)に囲まれた住宅、そして、陸前高田の穏やかな気候を存分に取り入れることのできる地域型復興住宅を提案しました。

※以下「優秀賞」は応募登録順です。
「陸前高田の家」  許雷研究室(団体) 代表:相澤那樹  東北工業大学
【提案コンセプト】 ①バランス取れた省エネ住宅/生産したエネルギー(電力)を無駄にしないために、ダブルスキンを用いて冷暖房の負荷を極力抑え、住宅の省エネに努める。最新の再生可能エネルギー及び 自然エネルギーを積極的に使用する。
②地産地消/東北の寒い冬を乗り切るため薪ストーブを設置し、燃料として地元産のスギの間伐材を活用するため、化石燃料を用いず地球温暖化対策に貢献できる。地元で産業を起こし雇用に繋げる。
③家族にゆとりを与える住空間/暮しやすさを優先したシンプルな平面計画の中に、開放感と団欒を実現する吹き抜け空間を落とし込むことで家族の住宅ライフの快適性を後押しする住空間。

「蓄熱と断熱のいえ」  小畑拓未(個人)  北九州市立大学/大学院
【提案コンセプト】 岩手県陸前高田市は太平洋側に位置し、「岩手の湘南と言われるように、日当たりが良好で穏やかな気候を有している。その気候に着目し、太陽熱、太陽光を最大限に活用する住宅を提案する。南面に設けられた土間は太陽熱の蓄熱を目的としている。また、断熱をしっかりと行うことで取り入れた熱を逃さず、暖房負荷の低減につながる。部屋の間仕切りを少なくし吹き抜けを設けることで家全体を大きな1つの部屋のようにする。家族の存在を常に感じることができる。

「つつむいえ」  大村清美(個人)  筑波大学
【提案コンセプト】 *風土とともに住む/陸前高田市は、東北地方でも比較的温暖で降雪量も少ない地域です。一方で、海や山に囲まれた立地のために風が強いという特性も持っています。このような自然のエネルギーと上手に付き合って暮らすための仕組みとして、この家では『庭窓(にわまど)』という空間が家を包み込んでいます。
*地域と暮らす/住宅にとって必要な機能は、快適性や構造の問題だけではありません。住宅は、しつらえによって人とのつながりを生み出すことができます。家の中の人、近所に住む人、道を歩く人。みんなが心地よくつながるために、吹き抜けや庭窓、植栽をつかってそれぞれの空間をやんわりとつなげました。

「風流れる平屋の家」 上田健陽(個人)  北九州市立大学
【提案コンセプト】  住宅内は南側と北側の開口部を開けることで、常に風が流れるようにします。屋根面で温められた外気は室内に持ち込むことなく屋根の上を通る風を利用して排出します。床下では、取込ファンを用いて床に空気を送り、夜間に冷やしておいた蓄熱材で空気を冷やし、内気循環口から冷たい空気を吹き出させます。
 夜間の放射冷却を利用して冷やした屋根で外気を冷やし、ファンを用いて床下の蓄熱材を冷やします(蓄冷)。また、東側の川へ流れ込む西側の森からの冷たい空気を室内へ取り入れ、室内環境が快適な状態で朝を迎えられるようにします。
 落葉樹の葉が落ちることで南側の窓面があらわになり、そこから日射を多く取り入れます。金属の屋根を日射で温め、外気を温めながら室内へ取り込み床下まで送り、床下蓄熱材を温めます。床下からの温かい空気は窓の下付近から出すことで外からの冷たい空気を遮断します。北側から吹く風は常緑樹を利用して防風します。

※コンペ関連のお問い合わせはこちら  HEAT20コンペ事務局  Tel.03-5775-3537 応募要領を確認